
コーヒーの入れ方
コーヒーの粉にお湯を注ぐ。シンプルなだけに奥が深いのです。まずはこの基本の入れ方を参考に、自分だけの味を探してみてください。一番のポイントは、肩の力を抜いて飲む人の喜ぶ顔を想像すること。ワンランク上の美味しいコーヒーが入ります。
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次のような材料と道具を準備します。お好きなコーヒーカップ(140〜150cc)もご準備ください。
コーヒー豆の量の目安 コーヒー用のスプーン(10〜12g)を使用します。(料理用の大さじで約2杯分) ブレンド 1cup 2 … 5 ほし草
(中煎り)1杯 2 … 5 うりぼう
(やや深煎り)1.5杯 2.5 … 5.5 豆岳
(深煎り)2杯 3 … 6 コーヒー豆
細口のポット
ミル
ペーパーフィルター
ドリッパー
コーヒーポット
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まずはミルでコーヒー豆を挽いて粉にします。やかんでお湯を沸かし、沸騰したら細口のポットに移します。そうすることでお湯は適温(90℃前後)になります。
コーヒー豆をミルで中挽きにします。冷凍していた場合は事前に室温に戻しておきます。
細口のポットを使うと、細く静かにコーヒーの粉へお湯を注ぐことができます。
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ドリッパーをコーヒーポットの上に置き、ペーパーフィルターを開いてセットします。ミルで挽いたコーヒーの粉を入れて、ドリッパーを振るなどして粉の表面を平らにならします。
ペーパーフィルターはのりしろに沿って図のように折り返してから開きます。
コーヒーの粉を平らにしておくと、お湯を注いだときに均一にお湯が回ります。
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お湯をコーヒーの粉より2〜3cmの高さから細く静かに注いでいきます。中心から外に向かって、500円玉くらいの円を描くように注ぎます。ふくらみが落ちつくまで、30秒ほど待ちます。
低い位置から注ぐと粉が暴れず、粉の中にお湯を浸透させることが出来ます。
粉の外側には注がないように。お湯が粉を通過しないので薄味になってしまいます。
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飲みたい量の3分の1(約50cc)になるまで、[注ぐ→ふくらむ→落ち着く]の作業をゆっくり続けます。豆が新鮮だったり挽きたての粉を使ったりすると、より一層ふくらみます。
500円玉くらいの円を頭に浮かべながら続けましょう。
3分の1までゆっくり入れることで、コーヒーの味がしっかり出ます。
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残りの量も[注ぐ→ふくらむ→落ち着く]を守って仕上げます。ゆっくり注げば、しっかりとした味に。早く注げば、あっさりとした味になります。
上に浮いている泡はコーヒーのアクなので、落としきらないように。
140ccまで入れたら、ドリッパーにお湯がたまっている状態でも外します。
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完成! カップに注いで出来上がりです!
出来上がりまでの時間の目安 ブレンド 1cup ほし草
(中煎り)2分 うりぼう
(やや深煎り)2分半 豆岳
(深煎り)3分 ミルクや砂糖はお好みの量で。